こんにちは、ソリ夫です!!

去る9月に兵庫県の宝塚市にある宝塚大劇場にて花組の公演である『愛と革命の詩(うた) – アンドレア・シェニエ – 』を観劇してまいりました。

蘭寿とむさん主演で、今年月組から異動した明日美りおさんが共演しています。 『戦国BASARA – 真田幸村編 – 』ですでに共演していますが、大劇場系の作品での共演はこれが多分初?じゃないでしょうか? 10月11日からは東京公演が始まりますね。もう一回みにいこうかな・・・(^O^)

アンドレア・シェニエはフランス革命前後に実在した詩人だそうです。 フランス革命期を描いた作品の多い宝塚歌劇の中でこの作品はロべス・ピエール率いるジャコバン党による独裁期を舞台にしたお話となります。 このロべス・ピエール、『ベルサイユのばら』や『スカーレット・ピンパーネル』でも登場する宝塚では頻出の歴史上の人物です。

このピエール氏どんな人物であるかはwikipediaが詳しいですがちょっと自分なりに抜粋してみると、フランス革命直後は『死刑廃止』『被告人親族に対する責任追及の禁止』等、かなり先進的な法制度を提唱するようなイケてる政治家だったそうです。 しかし、その後の選挙で自分の派閥の権勢が強まると、ほかの派閥を処刑しまくり、恐怖政治を敷いたというちょっとヤバい人物だそうです。
長いナイフの夜みたいなもんですか。怖い怖い(´Д`)

ベルサイユのばらのDVDを見た直後だったので、
『我らが同志ロべス・ピエールが戻ってきたぞー!!』とか言ってた印象が強く、
この悪役っぽいストーリー展開は違和感がすごかった!
しかもベルばらの役代わりバージョンだったんで、上のセリフを叫んでたのが、
明日海りおさんだったんでさらに変な感じ笑

で、当のみりおさんは今回その恐怖のピエール氏一派に属するカルロ役を演じています。 もともとは蘭乃はなさん扮するマッダレーナさん家の下働きでしたが、革命勃発により立場が変わって以前より叶わぬ恋をしていたマッダレーナをなんとかして手に入れようとする『それアカンやろ』って役です。 ホントそんなんに巻き込まれたシェニエさんが不憫すぎるわ!!!!(゜Д゜)!!!!www

全体的に悲しいお話ですが、演出の美しさもあって、最後には感動して終われる作品でした。

自分が特に印象に残った場面としては、

・シェニエがマッダレーナからの手紙を受け取る時の表情
・教会のシーンでのたくさんの蝋燭と傾いた十字架などの演出
・蘭寿とむさん、明日海りおさんの共演(来年5月までしか観れませんよ!!)
・全編にわたって細かく作られた小道具類(アンドレアの書いた詩、ペンとインク瓶等々)
・レビューパートでの野球のシーンでの光を使ったボールの動きの表現

です!!あくまでヅカファン初心者の意見にすぎませんが、こんな感じでした。

また、スカイステージで番組を見ていたら、市民がみんなでダンスするシーンで、ポプラを持ったおじさんが端っこいるそうなのですが、その人の帽子に血が付いているそうです(怖) 細かいところですがもう一回見に行くとしたらちゃんとチェックしたいです(^O^)

先月は龍真咲さん主演の『ルパン – Arsene Lupin – 』も観に行ってきたので明日あたりこちらのレビューも書きたいと思いますー

それでは!!

【観劇レビュー】月組『ルパン – Arsene Lupin – 』

<広告>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です