こんにちは、ソリ夫です!! 今回は珍しくディズニー映画の感想です~

今回鑑賞したのは2012年の映画『シュガー・ラッシュ』です!! 主人公はお菓子の国のレーサーでヴァネロペ・フォン・シュウィーツという女の子。 活発で皮肉屋な性格はおよそ今までのディズニープリンセス像とはほど遠いものですが、映画が終わる頃にはその個性的で魅力的なキャラクターが大好きになってしまいました笑 しかも、『シュガー・ラッシュ』というゲームのキャラクターというとても斬新な設定!! デジタル時代のスーパープリンセスです!!

一方、相棒のラルフは悪役としての存在意義しかない自分に悩んでいるキャラクター。 『フィックス・イット・フェリックス』というレトロゲームの中で怪力でビルを壊してはゲーム内のキャラクターから嫌われる生活に嫌気がさしています。 ただ、同じ悩みを抱えているのは他のゲームの悪役も同様で『悪役お悩み相談会』という会合が設けられています笑

この『悪役お悩み相談会』もそうですが、本作最大の特徴の一つがあまりにも豪華なクロスオーバーです。 いろいろな作品からキャラクターがゲスト出演します!! 『ピクセル』(2015)や『レディ・プレイヤー1』(2018)などクロスオーバーのある作品は近年いくつかありますが、世界最強のコンテンツホルダーであるディズニーが自社以外のキャラクターを自社の映像作品に登場させた意義は大きいと思います。 作品間にはもちろん垣根があるわけですが、ある意味最も高い塀で囲まれていたディズニーという難攻不落の巨城が自ら垣根を乗り越えた外へ出てわけですから。 その興奮を味わえるだけでもこの作品は見るべき映画といえます。

しかし、もちろん型破りなプリンセスと他作品とのクロスオーバーだけがこの魅力だけではありません。 ストーリーもさすがディズニーといえる出来栄えです。 ヴァネロペとラルフの友情物語を中心としていくつかの話が絡み合って展開していきます。 ヴァネロペのレース、ラルフのメダルをめぐる騒動、『ヒーローズ・デューティー』からやってきたサイ・バグたちとの闘い、そしてシュガー・ラッシュの王国の謎・・・、それぞれのストーリーラインがクロスします。 伏線もいくつもあり、ラストまでにちゃんと回収します。 かといって、子供たちにわかりにくくなってしまうほど複雑かというとそうでもない。 この匙加減がディズニーの力なんだと思ますね~。 もちろん子供に見せられない様なシーンはありません。

また、ゲーム間をキャラクター達が行き来できるという設定をはじめとした本作の世界観も夢があって面白いですね!! ゲームセンターの筐体から電源コードを通って延長コードに入るとそこが駅の様になっていて、いろんなゲームのキャラクターが闊歩しているんです!! その斬新な設定のおかげで我々もよく知るキャラクターがディズニーの映像作品の中に登場できたわけです。 パックマンやクッパ、ソニックといったキャラクター達の登場には子供たちよりもご両親の方が盛り上がっちゃうかもしれません笑 だってディズニーの映画の中に日本のゲームのキャラクターが登場するんですよ!! しかも素晴らしいCGでちゃんと動いて、さらには一部のキャラクターは主人公や登場人物から名前を呼んでもらえるんですから感動モノです!! まさに子供のころに夢に描いた様な世界です・・・。

あと、『バグを抱えたキャラクターは作品から外に出ることができない』とか『作品内のキャラクターは画面を通して外の世界を見ることができる』といった一見作品を盛り上げるための演出的な設定と思えるものも以外とストーリーに絡んできたりするので注意です( ゚Д゚)

ゲームという要素、プリンセスの主人公、お菓子の国、レース、、、男の子も女の子も、そして大人も楽しめる要素が満載です。 超おすすめです!!

それでは!!

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