こんにちは、ソリ夫です!!
8月8日の土曜日に宝塚歌劇団宙組公演、
『三井住友VISAカードシアター 王家に捧ぐ歌』を観劇してきました!!
この演目はすでに宝塚大劇場で1回、東京宝塚劇場でも1回観ているので、
今回が3回目の観劇となります(´∀`)全然飽きませんね~
↑当日の東京宝塚劇場のポスターパネル。雪組公演の星逢一夜もすごくいいらしいですね!観てぇ!!
初演は2005年の星組公演
まーくん(朝夏まなとさん)とみりおん(実咲凜音さん)のトップコンビになって最初の大劇場公演となった今回の『王家に捧ぐ歌』は、丁度10年前に星組の湖月わたるさんと安蘭けいさんの主演で初演された演目です。 初演ではアムネリス役は壇れいさん、その他にもゆうさん(真飛聖さん)、ちえちゃん(柚希礼音さん)、ともみん(夢乃聖夏さん)、とよこさん(涼紫央さん)、陽月華さんら往年のスターたちが出演していました。 またその時の新人公演の主演はちえちゃんだったそうです! 観てみたかったなぁ~
↑これは宝塚大劇場のパネルです(`・ω・´) このポスター好きだなぁ~ 花組時代から『コード・ヒーロー』で組んだりしていたことを考えると長いコンビですね!
公演内容について
さて、公演の内容について触れていきたいと思います。(注:ネタバレあり)
『王家に捧ぐ歌』のテーマ
この『王家に捧ぐ歌』という演目は、アイーダとラダメスの恋を描きながら、『戦いは新たな戦いを呼ぶだけ』という人類の普遍的なテーマを描いています。 また、『愛し合う者が死ぬことのないように』というメッセージもあります。
公演の最後、生き埋めにされた二人がこのメッセージを祈るシーンを観て、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都・サラエボのブルバナ橋で起きた若いカップルの悲劇が思い出されました。
結構有名なエピソードですが、若い方は知らないかもしれないので、別の記事に詳細を書きましたのでよければご覧ください。⇒サラエボのブルバナ橋の悲劇
充実の宙組ラインナップ
話題がそれましたが、今の宙組ってすごくまとまっている感じがします(´∀`)
脇を固める人たち、特に『すごつよ』などのエジプトの侍女やアイーダと一緒にいるエチオピアの侍女たちの歌唱力とかって全員うまいな~と思いました。
また、今回から宙組となった真風涼帆さんは迫力・演技力があって、舞台の最初で観客の心をがっちり掴んでいました!!
あと、まーくん・みりおんのトップコンビは、歌唱力もダンスも演技もすごく高いレベルで固めています!! まーくんはどんどん歌もダンスも上手くなってて、ますますトップの風格を漂わせていました!!
すっしーさんはのどの調子が大分悪そうでした・・・、夏風邪でしょうか?早く治るといいですね!! 僕が観に行ったのは午前公演だったんですが、午後公演はまっぷーさん、りんきらさんが
変わりに歌っていた様です。
個人的なお気に入り
その他にもいくつかお気に入りポイントを・・・w
・『すごつよ』でのせーこさんのガニ股ダンスの安定感。 すごいw
・またしてもせーこさん。 アイーダをいじめるところでの表情。 『そんなわけないでしょ笑』ってかおから『はぁっ!?(#゚Д゚)(怒』って顔への変化。 すごいw
・和希そらさんのダンス。特に凱旋のところ!!キレがすばらしいです。
・アムネリスの手鏡はすりガラスみたいになってて映らないw
・ラダメスがエチオピア人の開放をファラオに願い出るとき、捕虜になったアモナスロがウバルドに何やらごにょごにょ。 悪そうな顔で何か企んでますw
・あんなにカワイイ華雪りらちゃんが微笑を浮かべながらエチオピア兵を刺殺する・・・。 しかもスローで。
・星月梨旺さん演じるエチオピア兵が刺されて死んだ後、場面が変わるまで一切瞬きしません( ゚д゚ )カッ!! 聞いた話によると演出家の先生だったかどなたかに、『星組公演のときのひとは瞬きしなかったんだよね』的なことを言われたそうで、負けじと目をかっぴらいて痛そうです。 すばらしいプロ根性。 ちなみに梨旺さんはドライアイだそうです。 逆に乾燥するのになれてるのかな?
・麗しすぎるうららアムネリス様 前任の壇れいさんも美しかったですが、うららちゃんもこれまた麗しかった~ ため息でちゃいますわー。 もうこれは池銀で定期預金するしかない!!
ほんと最後の最後まできらびやかで壮大で飽きの来ない素敵な舞台でした!! 最後パレードが終わって幕が下りてくるとき、本当に高砂熱工業が憎かった笑 ひどい風評被害w
ラダメスとアイーダ、実は割とダメなヤツなんじゃないか説
・・・でも、ストーリーをよく考え直してみると、ラダメスもアイーダも結構しょーもないな(汗
ここがダメだよラダメス
将軍という立場にありながら、敵国の王女にうつつを抜かして、ファラオの警備状況を漏らし、しまいにゃ国まで捨てようとする。 これ思いっきりハニートラップに引っかかってる人ですよ・・・。
ここがダメだよアイーダ
ラダメスから聞いた秘密を親父に教えて、愛する人を窮地に陥れたうえ、結局それが戦争の引き金をひいた。
何だこいつらーーーーーヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
ここがスゴいよアムネリス
一方でアムネリス様はこの一件で最も常識的だったんじゃないでしょうか?
・アイーダに嫌がらせ
・でも皆がアイーダをイジめるのは止める
・ラダメスに将軍としての立場を説く
・父が殺された直後、自らがファラオとなることを気丈に決断
・父と愛する人を失った悲しみを乗り越えエチオピアとの戦争に勝つ
・亡きラダメスの遺志を尊重して平和を誓う
・・・アムネリス様すげぇ!!Σ(゚Д゚)スゲェ!!
というわけで『王家に捧ぐ歌』は麗しきアムネリス様の成長物語なのでした(´∀`)
それでは!!