こんにちは、ソリ夫です!!
先日宙組公演『王妃の館 -Chateau de la Reine-』『VIVA! FESTA!』を観劇してまいりましたのでレビューさせていただきます!!(゚∀゚)
ミュージカル・コメディ『王妃の館 -Chateau de la Reine-』
脚本・演出:田淵 大輔 さん
キャスト
- 北白川右京:朝夏 まなと さん
- 桜井玲子:実咲 凜音 さん
- ルイ14世:真風 涼帆 さん
- 岩波(正枝の夫):一樹 千尋 さん
- 岩波正枝(岩波の妻):花音 舞 さん
- 下田浩治(ふさ子の夫):寿 つかさ さん
- 下田ふさ子(浩治の妻):美風 舞良 さん
- 早見リツ子:純矢 ちとせ さん
- 近藤誠(マコちゃん):澄輝 さやと さん
- クレヨン(黒岩源太郎):蒼羽 りく さん
- 丹野二八 (真夜の夫):凛城 きら さん
- 丹野真夜(二八の妻):彩花 まり さん
- 戸川光男:桜木 みなと さん
- ディアナ:伶美 うらら さん
- 金沢貫一:愛月ひかる さん
- ミチル:星風 まどか さん
・・・疲れた汗
あらすじ
経営が思わしくない『パン・ワールド・ツアー・エンタープライズ』の社長・桜井(みりおん)は、同じく経営状況が悪化している超名門ホテル『シャトー・デュ・ラ・レーヌ』と手を組んで、あえてダブルブッキングをし昼と夜で別々の宿泊客を入れることで売り上げの二重取りをもくろむ。 これまで一般人は絶対に泊まることのできなかったこのホテルに泊まれるとあって、スランプ真っ只中の小説家・北白川右京(まーくん)を始め、個性的な面々がツアーに参加する。 しかし、彼らにはそれぞれツアー以外の目的があり、またさらにルイ14世の亡霊まで登場し昼夜を問わず珍騒動が繰り広げられるのであった。
感想(※若干のネタバレあり※)
上のキャストのところを見てもらったらわかると思うんですが、今回名前&セリフありでストーリに絡んでくるキャラクターが結構多かった気がします。 やはりそこは原作が『平成の泣かせ屋』の異名を浅田次郎先生の小説ですから、面白い人間模様がたくさん盛り込まれてくるわけですね。 舞台版もレビューとの二本立てであることを忘れるくらい内容が詰め込まれていました。 主人公とそのマネージャーやヒロイン以外にツアー会社の社員、ツアー客が8名と本当にボリューム感のあるキャストですが、短い時間の中でそれぞれのキャラクターや過去が簡潔かつ分かりやすく描かれていて難しさは感じません。 おそらくスランプの小説家、経営が傾いているツアー会社、同じく経営の厳しい町工場、 オカマなど、わかりやすい悩みが多かったことで短い説明でも理解・共感がしやすかったんじゃないかと思います。
あとはまーくん(朝夏まなとさん)のコミカル動きだったり、あいちゃん(愛月ひかるさん)の激キャラだったり、そしてりく(蒼羽りくさん)のオカマっぷり(笑)であったりオーバーすぎるくらいにわかりやすい笑いが、人間関係を描きながらも重く感じさせないブレーキになっていました。 しかし、りくさんも男役とはいえ本来女性ですから、そのうえでオカマを演じるっていうのは混乱しそうですね笑 男性を演じる女性が、女性の様にふるまう男性を演じる・・・複雑だー!! でも、すごくオカマっぽかったですwww ネイルの柄をマコちゃん(澄輝さやとさん)のネクタイと合わせてりしているそうですよ!! 仕込みの難易度が高すぎて絶対発見できませんね(´・ω・`)笑
ストーリーは八方丸く収まりハッピーエンドとなりますが、大体はあいちゃんが漢を見せて解決し、本人もコンプレックスを克服するという『さわやか』なエンディングです笑
スーパー・レビュー『VIVA! FESTA!』
感想
世界中のお祭りをテーマにした作品です。 お祭りがテーマだけあってにぎやかなシーンが多いですね。 ブラジルのカーニバルやスペインの牛追い祭り、そして日本のソーラン節などなど宙組の面々が色々なお祭りを舞台上で見せてくれます。 やっぱり一番印象に残っているのはソーラン節ですかね~。 途中アレンジして『ソーラン!そーら組ー!』と歌っているのですが、観劇していた時はこれが聞き取れず『そーらん!SO LOVELY!』と歌っているのかと勘違いしておりました笑
あと牛追い祭りのところ、蒼羽りくさんの役名『牛S』なんですね笑 役名はちょっとアレですが、ダンスはめちゃくちゃカッコいいです。 マタドールのまーくんとの対決をモチーフに緊張感のあるデュエットダンスが繰り広げられます。
噂によると今回の公演には真飛聖さんや柚希礼音さんなど錚々たるOGたちが観劇に来ていたそうです。 4月30日の千秋楽までにまだまだ他のOGさんもいらっしゃるかもしれませんね。 もう一回チケットがとれているので、次回劇場で探してみようかな(゚∀゚)
それでは!!